いつもご利用いただきありがとうございます。
株式会社千成亭風土 業務卸販売担当者です。
今回入荷の商品は、
近江牛ナカバラブロック 0.521kg A5-10 まるさん牧場
近江牛ミスジブロック 1.046kg A4-7 まるさん牧場
近江牛ランプブロック 0.868kg A4-7 まるさん牧場
関西でも新型コロナ感染者数が2万人を超え、飲食店への時短要請など私たちを取り巻く環境がどんどん変化していっています。滋賀県はまだ蔓延防止等重点処置は発令されていないのですが、じわじわと余波を感じます。当社も飲食店を運営していますが、やはり厳しいですね。
もちろん「飲食店で食事をすること自体がコロナウイルスに感染することに直結しているわけではない」とお客様は分かっています。今は、外出さえ控えなければならない状況ですが、わたしたちはこの状況下でも生き延びなければなりません。コロナが収束して、またお客様が笑顔でお店に来てくれるようになるまで、お店を潰すわけにいかないのです。でも、どうしたら良いのでしょうか?
飲食店が生き延びるための秘策は、「テイクアウトで売上を作ること」です。お客様は「飲食店で食事をする」ことを控えていますが、こんな状況下では家で食事を作る余裕のない方もいらっしゃいますし、なによりおいしいものを食べることは心に安らぎを与えてくれます。実際にデリバリー業界は新型コロナウイルスが蔓延し始めてから売上を急激に伸ばしています。
店舗型の飲食店は、お客様が自店で食事をしていただけないのならば、方法として「お持ち帰りをしてもらう」「近隣の方には頑張ってデリバリーする」という形でお客様に美味しいごはんを自宅で食べてもらいましょう。
「いや、開店からこれまでテイクアウトやデリバリーなんてしたことがないから、どうやったら良いかわからないよ」という方も多いでしょう。
結論から言うと、すでに営業許可を受けている飲食店がテイクアウトを始める際は、「店内で提供しているものと同じ商品をテイクアウト商品にする場合には、特別な許可や届出は必要ない」と保健所に判断されるケースが多いようです。
※届出が必要になる場合もありますので、詳細は必ず店舗管轄の保健所に問合せをしてみてください。また、気温の高い夏季は生もののテイクアウト販売を控えるなど、衛生管理には十分にご注意ください。
飲食店がテイクアウトを実施して売上を伸ばすためには、大きく3つポイントがあります。
Point1:自店がテイクアウト販売をしていることを多くのお客様に知っていただく為に、店前の看板やPOPなどでテイクアウト販売を行っていることを多くの店前通行人に告知することが重要です。
現在は在宅勤務やテレワークを導入している企業が増えたため、オフィスビルに出社している人は少なくなっていますが、「テイクアウト始めました。在宅勤務の方もぜひどうぞ!」というようなチラシをスーツ姿のビジネスマン、在宅勤務をしているであろう方や主婦の方などに見ていただくことで、「あ、このお店はテイクアウトを始めたんだな」と認知度を上げていくことができます。
Point2:知り合いと一緒に複数個の注文をいただけるようにすることにより、学校が休校になっている今、お子さんの朝昼晩の食事を作るのに疲れ果てているお母さん・お父さんも多い状況です。こんな方々に向けて「ご家族やご近所の方の分もテイクアウトなさいませんか?お弁当を2つ以上同時に注文してくださった方には、100円以下のトッピングを無料サービスさせていただきます!」「高校生以下のお子さんがいらっしゃる家庭は全品100円引きにします!」というようなメッセージ付きのメニュー表を料理と一緒に袋に入れておけば、お客様の心に刺さるはずです。
Point3:事前注文・事前決済の仕組みをとりいれることができれば、お客様の貴重な時間を奪わずに済みます。可能な限り「事前注文」の仕組みを考え、電話、メールに加え、LINE、Facebook、Twitterなどのメッセージアプリを活用して事前注文をいただくことができれば、お客様をお待たせすることが少なくなります。
今は我慢の時、日常が戻ってくるまで何とか工夫で乗り切りましょう。