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株式会社千成亭風土 業務卸販売担当者です。
東京方面へ整形なし(部分肉)の近江牛らんいちブロック22kgを発送いたしました。
ランイチはサーロインに接続する部位で、モモと呼ばれる部位の中では背中側に位置し、「ランプ」「イチボ」「ネクタイ」の3部位に大きく分けられます。
腰から臀部(お尻)にあるサーロインに繋がっている「ランプ」と、ソトモモのナカニクに繋がっている「イチボ」が重なりあった部位です。さらに、ランプに重なるように「ネクタイ」という部位がついています。
ランイチは黒毛和牛の部位のなかでも鉄分が一番多い部位であり、イタリアンのシェフがこぞってこの部位を好んで使用しています。
そんならんいちを楽しむためのマリアージュとして、何を割って飲むかはお好みですが、芋焼酎との組み合わせがおすすめです。
氷は製氷機の氷よりコンビニで売っている氷のほうがより美味しくなりますし、焼酎は甲類より乙類が価格にもよりますが断然おすすめです。
焼酎は「甲類焼酎」と「乙類焼酎」とに大別できますが、この分類は日本の法律である「酒税法」によるものです。
歴史的に見れば、日本で古くから造られてきた焼酎が「乙類焼酎」ということになります。原料となる醪(もろみ)を、一度の投入につき、一度だけ蒸溜を行う「単式蒸溜」で造られたもので、「旧式焼酎」や「単式蒸溜焼酎」とも呼ばれ、味や香りの特徴としては、アルコール以外の香味成分も抽出されることから、原料となる米、芋、麦、蕎麦などの風味や味わいがたのしめます。
一方、「甲類焼酎」は、明治の終わりに英国から導入された「連続式蒸溜」で造られた焼酎で、「新式焼酎」や「連続式蒸溜焼酎」とも呼ばれます。
連続式蒸溜とは、もともとウイスキー造りなどに利用された製造法で、その名のとおり醪を連続して投入しながら蒸溜します。
無色透明でピュアな味わいで、単式蒸溜に比べて効率的に生産できることから、乙類焼酎よりも価格がリーズナブルという特徴があります。
このように、もともと日本で造られてきた焼酎は、すべて単式蒸溜によるもので、分類は不要でした。明治末期に「連続式蒸溜」という新技術が導入したことで、新式(連続式蒸溜)、旧式(単式蒸溜)という分類ができ、昭和24年(1949年)になって、酒税法上の分類として「甲類焼酎」「乙類焼酎」という分類が明確化されたのです。
美味しいものを美味しいお酒で頂く。最高の贅沢ですね。
是非各商品ページからお問い合わせくださいませ。ご希望の部位を確認し、お客様専用の商品をアップさせて頂きます!