近江牛の等級について

牛肉の等級

牛枝肉の取引には(社)日本食肉格付協会が定めた全国統一の格付けがあります。
歩留等級と肉質等級とあり、その組み合わせにより格付けされます。

歩留等級

枝肉の重量に対する肉の割合で、ロース断面積、ばら肉の厚さ、皮下脂肪の厚さ、冷と体重の4項目について決められら数値によりA・B・Cの3等級に区分されます。

肉質等級

肉質等級には「脂肪交雑」「肉の色沢」「肉の締まりとキメ」「脂肪の色沢と質」により5~1等級に区分されます。

等級 A B C
歩留り 72以上 69以上 69未満

脂肪交雑

脂肪交雑の連続的変化を示す12段階の基準を「ビーフ・マーブリング・スタンダード(BMS)」が定められています。

No.3
No.4
No.5
No.6
No.7
No.8
No.9
No.10
No.11
No.12

肉の色沢

「脂肪交雑」と同様に、肉の色にはBCS(ビーフ・カラー・スタンダード)という基準が定められています。

B.C.S.No
No.1
No.2
No.3
No.4
No.5
No.6
No.7

脂肪の色沢と質

色が白またはクリーム色を基準に判定され、さらに光沢と質を考慮して評価されます。

B.F.S.No
No.1
No.2
No.3
No.4
No.5
No.6
No.7

脂肪交雑と等級区分

BMS No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10 No.11 No.12
脂肪交雑 0 0 1 1 1 2 2 2 3 3 4 5
等級区分 1 2 3 3 3 4 4 5 5 5 5 5